こんにちは!ヒップスクールです!!
今日12月21日は「冬至」ですね!
冬至は、1年でもっとも日が出ている時間が短い日です。
「冬に至る」という言葉の通り、本格的に寒くなってくる時期になりますね!
北極圏では極夜になり、太陽が24時間昇ることがありません。
この日を境に、太陽が出ている時間が少しずつ長くなっていき、夏至、つまり、昼がいちばん長く、夜がいちばん短い日に向かっていきます。
そのため、すべての命はこの時季から動き始めるという考えから、昔は冬至の日を一年の始まりとする考え方もありました。
また、一年でもっとも昼の時間が短いことから、冬至は、運気が下がり、身体も弱ると考えられていました。
それを乗り越えるために、幸運を呼びこみ無病息災を願う風習が生まれたと言われています。
そのため、冬至には、幸運を呼び込むために、かぼちゃ(別名:なんきん)をはじめ、にんじん、れんこん、かんてんなど、「ん=運」が重なる食材を食べるようになったそうです。
「ん」がつく食材の中でも、どうしてかぼちゃなのでしょう?
その理由は栄養の面にも隠されています!!
かぼちゃは本来は夏が旬ですが、夏に採ったものを貯蔵しておくことで自然と甘味が増すそうです。
さらに、体を温めてくれるβカロチンや風邪をひきにくくしてくれるビタミンCがたっぷりなので、野菜不足になりがちな冬にもってこいの食材なんです!
料理としてまず浮かぶのは「かぼちゃの煮つけ」でしょうか? ほくほく甘くて、おいしいですよね。
他にも、かぼちゃと小豆(あずき)を一緒に炊いた「かぼちゃのいとこ煮」も、昔から冬至によく食べられてきた料理の一つです。
赤い色で邪気や厄を払う力があるとされている小豆と組み合わせることで、かぼちゃで運気を上げ、小豆で厄災を払う。まさに冬至にはピッタリの最高の組み合わせです!!
インフルエンザなどが流行ってきやすい季節ですが、食べ物でも栄養をつけて、乗り切りましょう!!